健康診断や人間ドックで「コレステロールが高い」、「LDLコレステロールを下げましょう」などと言われたことがある人、結構いらっしゃるのではないでしょうか？いつも悪者呼ばわりされているコレステロールですが、実は人間が生命を維持していくために必須なものです。

実際に、日本の免学調査（1986年度～1988年度・福井市・26,000人対象）ではコレステロール値が低いグループの方が、死亡率が高かったという結果がでています。なんだコレステロール値は下げない方がいいんだ！と思われた人、要注意です。現代の食生活において、コレステロールが不足することはまずないからです。

身体がうまく機能するために必要なコレステロールですが、現代の食生活やライフスタイルでは、どうしても過剰になってしまうのが現状。特に悪玉コレステロール（LDLコレステロール）が過剰になると、血管にコレステロールが付着して動脈硬化の要因をつくってしまいます。

コレステロール値を下げるためには？

コレステロールを多く含むのは肉や卵類、バターなど動物性食品、飽和脂肪酸の多い加工食品です。人によっては上がらない場合もあり、一概にはいえませんが、これらを多く食べ過ぎるとコレステロールが上がります。コレステロール値が気になる人は、食物繊維なども一緒に摂れる野菜やきのこ、海藻などを一緒にとるように心がけることが大切。　

また悪玉コレステロールが増えて、酸化すると動脈硬化の原因となるとみられています。 この酸化を防ぐためには、抗酸化力のあるカテキンやポリフェノール、ゴマグリナンなどや、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなど含む食品を積極的に食べることが必要です。

さらに野菜や果物に多く含まれている水溶性食物繊維や、青菜に含まれているクロロフィルなども、コレステロールを下げる働きがあります。これらを総合すると、コレステロール値を下げるためにはやはり野菜摂取が不可欠。

そこで手軽に野菜を摂ることができる青汁が注目されています。動脈硬化を招いて、脳や心疾患を引き起こす原因にもなる、コレステロールの過剰な増加。それを防ぐためにも、水溶性食物繊維も豊富でドリンクにすることにより吸収も早く、何よりも手軽に摂取できる青汁でコレステロール値を下げるのを助けましょう。