長寿の県・沖縄の代表的な食材であるゴーヤー。沖縄の長寿の秘訣は、その温暖な気候やゆったりとした環境や慣習など、さまざまな要因が考えられますが、その中で沖縄独特の食文化、代表的な食材であるゴーヤーも、沖縄の人々の健康と長寿を支えてきた1つでしょう。

ゴーヤーには食物繊維、葉酸、カリウムにカルシウム、ビタミンC、ビタミンK、カロテンといった身体に必要な栄養分がいっぱいです。文部科学省が発表する「五訂増補　日本食品標準成分表」によると、ビタミンCはなんとトマトの約5倍、キュウリの約10倍も含まれているそう！

ゴーヤーはあの独特の苦味には血をキレイにして、血圧を安定させる効果があると沖縄では昔から言われていました。中国の漢方医学やインドのアーユールヴェーダなどでも古くからゴーヤーの医学的な効能は認められいるので、現在はゴーヤーの医学的効果を科学的に解明する研究がすすめられています。

ゴーヤーは糖尿病に有効！

そんな中、ゴーヤーには血糖値を下げる効果があることがわかりました。
ゴーヤーの苦味成分モモルデシンとチャランチンという成分に血糖値を下げる効果が、また植物インスリンという血糖値を安定させる優れた効果がある成分も豊富に含まれています。

これらは海外でも多くの臨床実験がおこなわれ、ゴーヤーが糖尿病に有効であるという結果がでています。

コレステロールの低下

血糖値を下げる効果がある苦味のもと、モモルデシチンとチャランチンは、コレステロールも低下させる効果もあります。さらにコレステロールや中性脂肪などの低下に有効だといわれている水溶性繊維。実はゴーヤーにはこの水溶性繊維も豊富に含まれているのです！Wの効果でコレステロールを低下させることがでるなんて、ゴーヤーはまさに万能野菜です。

ゴーヤーを青汁でお手軽に！

そんなゴーヤーを手軽に摂取するなら青汁が効果的。ゴーヤーが入った青汁といえば、青汁三昧。ゴーヤー以外にも大麦若葉にケールもミックスされた栄養バランス抜群の青汁です。気になるゴーヤーの苦味は感じることなく、抹茶風味で子どもでも安心して飲むことができますよ！