妊娠中は特に、多彩でバランスの取れた多くの栄養が必要となります。その中でも葉酸は妊婦にとって必要不可欠な栄養。厚生労働省でも1日400マイクログラムの葉酸摂取を推奨しているぐらいです。

妊婦に必要不可欠な葉酸

葉酸はビタミンB群の仲間で細胞発育昨日の正常化や、赤血球をつくり成熟させることなど、さまざまな役割を担っています。おもに貧血や血栓予防、動脈硬化などに効果的で、脳の老化やアルツハイマー病にも葉酸は有効だといわれています。

腸内細菌で合成することができるので、葉酸が欠乏することはあまり無いのですが、葉酸不足で貧血になりやすい妊娠中は、貧血防止のために積極的に摂取しましょう。

さらに葉酸不足によって、胎内の赤ちゃんに神経障害が起こることがあります。神経管閉鎖障害と言って、脳や脊髄をつくる神経管が妊娠初期の時点で正常に形成されなかったことによっておこる先天性な異常の一種です。葉酸にはこのリスクを低減する効果が期待できる、とさまざまな調査や研究で報告され、妊娠中の葉酸摂取は、日本を含め諸外国が推奨しているのです。また赤ちゃんの神経管が妊娠初期の段階で形成されなかったというように、妊娠初期段階では特に積極的な葉酸摂取を心がけましょう！

青汁で葉酸を手軽に摂取！

葉酸はほうれん草やキャベツなど私たちがなじみ深い、いわゆる青野菜に多く含まれています。ただ光や熱、酸素に対して不安定な物質でその上、体内では吸収されにくい栄養成分です。そんな葉酸の成分を壊すことなく、効率よく体内に吸収させるのが青汁です。

また青汁に使用される青野菜は、特にその中でも栄養素豊富な青野菜を主原料にしていることが多いので、より多彩な栄養素を1度に摂取することができます。たとえば「日本食品標準成分表」によると、青汁によく使用されるケールはキャベツの約1.5倍の葉酸が含まれていますやずやの「養生青汁」や、レモンが加えられた「レモンの青汁」などは、原料や製法、青汁の成分から、妊娠中でも飲むことができるので安心です。そして何よりも水に溶かして飲むだけの青汁で、こんなにお手軽に葉酸をとることができるのが嬉しいですよね。赤ちゃんのためにも、葉酸摂取を手助ける1つとして青汁を積極的に利用してくださいね！