遠赤外線の青汁とは、遠赤外線を利用して乾燥させたケールなどの野菜を使った青汁のことです。赤外線とは、電波より波長の短い電磁波で、人の目では見ることができない光です。この赤外線を利用して食材や食品加工をおこなっても、栄養素や風味、色などを変化させることなく、強力なパワーで加工できるというスグレモノなんです。しかも食材・食品に非接触なことから、食材や食品それぞれに適したきめ細かい加工処理ができます。

たとえば魚の切り身や肉などを遠赤外線で焼き上げると、短時間で均一にムラなく焼き上げてしまいます。もちろん肉の内部まで火がとおり、やわらかくジュージーな焼き上がりです。

遠赤外線青汁のメリット

遠赤外線による加工では、食材の組織を壊さないので、熱に弱い栄養素もそのまま残されます。したがってケールや大麦若葉などに含まれている熱に弱い、ビタミンCやビタミンB1も損なわれることがありません。ニキビにも、美肌づくりにも効果があるビタミンC、B1が残っているのは、女性にとっては嬉しい話。

さらに嬉しいことがもう1つ。遠赤外線を利用すると栄養価がアップするものもあります。アミノ酸、加えて血圧や中性脂肪を抑える働きがあるといわれるギャバは、遠赤外線加工によって栄養価がアップする成分。健康にも美容面においても重要なアミノ酸などが勝手に増えるなんて、まさにお得です。

遠赤外線で苦味も解消！？

長らく言われ続けた青汁の「まずい」、「苦い」というイメージ。これを解消する加工が遠赤外線なんです。実はケールなどの苦味は、加工の際にさらに増加しています。しかし遠赤外線なら必要以上に苦味が増すことがないのです。青汁が苦くて飲めない、でも甘味料などを加えて飲みやすくなった青汁では、カロリーが気になる、青汁が甘いとなんとなく効果が期待できない…なんて考える人は、遠赤外線加工で作られた青汁なら、安心して無理なく飲み続けることができるでしょう。