環境問題の1つにダイオキシン汚染の問題があります。ダイオキシンとは、ポリ塩化ジベソゾーパラージオキシン（PCDD）と、ポリ塩化ジベンゾフラン（PCDF）の総称。非常に猛毒性が強く、「最強の猛毒」だとか「地上最強の猛毒」とまで呼ばれるぐらい、生物に対して有害な物質です。

ダイオキシンはおもにゴミ焼却炉から発生します。つまりゴミを燃やして発生し、それはもちろん空中に広がり、空が広がるように広範囲に影響を及ぼします。このダイオキシンには発ガン性が高いことでも知られていますが、胎児にも悪影響を与えるのではないかとも言われています。

またダイオキシンで汚染された食べ物を食べていると、私たちの身体の中にも少しずつダイオキシンが蓄積されていきます。2010年現在、日本ではまだダイオキシン汚染が深刻な影響を及ぼしているとは思われませんが、日々わずかでもダイオキシンを摂取している限り、私たちの身体に影響がないとは言い切れませんよね？そこで私たちはダイオキシンなど有害物質を身体の外へ排除するよう、デトックスをおこなっていく必要があります。

ダイオキシン対策にも青汁！

身体に蓄積されたダイオキシンをデトックスするためには、クロロフィル（葉緑素）と食物繊維が有効です。ダイオキシンは脂肪に溶けやすい性質をもっているので、脂肪に蓄積されます。クロロフィル（葉緑素）と食物繊維は青汁に含まれる物質。そのクロロフィル（葉緑素）と食物繊維が、体内に蓄積されたダイオキシンを排出してくれるのです。さらにダイオキシンの吸収までも予防する効果もあるといわれています。加えて青汁には、ダイオキシンの強力な毒性を弱めてくれるという効果も期待されています。

大気を伝わって広がるダイオキシンの汚染は、汚染が加速する現代において避けて通れない問題です。すぐに目に見えて体調を壊したり、症状が現れたりということがないので、あまりダイオキシンを排出することに関心がないかもしれませんが、こうしている間に私たちの身体は、ダイオキシンで汚染されているかもしれません。青汁を取り入れてダイオキシンのデトックスを心がけることは、私たち現代人において必要不可欠でしょう。