日本での死因のトップにあげられるガン。2005年には全死因の実に3割を占めています。世界的にも1割がガンよる死亡で、WHO（世界保健機関）では、2030年には1140万人がガンで死亡すると推測されています。それほど世界でも、死亡率の高い大病であるといえるでしょう。

しかしその一方、ガンは正しい食生活や適度な運動で、ガン死亡による約4割は予防可能だといわれています。そこでガン予防のサポートとして期待できる、さまざまな効果が青汁にもみられます。

青汁でガン予防！

まずはその栄養成分です。青汁に含まれるビタミンなどは、それぞれガンの予防や治療に効果があるといわれています。ビタミン類は身体の老化を防ぎ、ガンを誘発する活性酸素を防ぐとされています。

たとえばビタミンAはガン予防やガンの治療に効果があるといわれ、その他の栄養素もガン予防において期待できる効果があります。また海藻（海草）を原料にした青汁に含まれるフコイダンは、天然の抗ガン剤といわれています。また血液サラサラや血栓予防にも効果的な青汁は、それらを改善した結果としてガンの予防にもなります。

さらにガンに負けない身体作りの基本である免疫機能の向上も、キューサイと山口県立大学院との共同研究で発表されました。2001年に発表された結果によると、青汁を習慣的に飲み続けた人の体内では、ナチュラルキラー細胞という免疫力の強さを表す物質の働きが活性化することがわかりました。

先にも述べたように、ガンの予防には、普段の食生活や適度な運動など、基本的な生活習慣の改善が大切です。これに食生活のバランスを整えるため、栄養豊富な青汁をプラスすることは、ガン予防以前に健康や美容のために効果的。さらに活性酸素の抑制、免疫力のアップを期待できる青汁は、ガンという大病予防の大きな手助けになるのです。